出そう。管理の枠を超えた答えを。

建物・設備の管理はもちろん、賃貸運営や集客向上・収益拡大といった「プロパティマネジメント」まで、従来の管理会社の枠を超えた	「ビルマネジメント」という答えを提案し続ける東急コミュニティーの事例をご紹介します。

北九州空港ターミナルビル

空への扉を開けているのも、私たちです。 北九州空港ターミナルビル 九州支店 ビルマネジメントチーム 高野 宏二

東急コミュニティーは、2006年の開港時から、北九州空港ターミナルビルの統括管理業務を受託。設備管理、清掃、保安警備、空港特殊設備管理を行っています。さらに、施設の利便性を確保しながら、環境に配慮した省エネルギー・省コストにも取り組み、自然環境との共生をかかげる北九州空港のコンセプトの実現に取り組んでいます。

飛行機が、つつがなく運航されるために。
万全の配慮と細心の気配りを

空の玄関として、毎日、多くの人々が利用する空港の施設管理は、信頼性の高いセキュリティの構築や、特殊な設備機器の予防保全・メンテナンス、ショップ、レストラン、展望デッキなど多岐にわたる施設利用者の安全への配慮など、様々なノウハウや技術スキルが求められます。

「まず何よりも大切なのは、飛行機の運航に支障をきたさないこと。特にターミナルビルから飛行機に乗り込む時に使用する搭乗橋のトラブルの際には、迅速な対応と的確な判断が求められます。到着や出発までに修理対応が可能なのか判断し、時間を要する場合は他の搭乗橋を使用するなどの対応をしなければなりません。判断を誤ると、飛行機の遅延につながるので、常に細心の注意を払っています」。

(九州支店 ビルマネジメントチーム 高野 宏二/以下同様)

オーナーと一心同体となり、より魅力的な
空港づくりに貢献する

空港の管理業務には、保安区域や税関内など通常立ち入ることができないエリアも含まれており、場合によっては乗客の安全にも関わるので、極めて高いセキュリティレベルの対応が必要です。

「たとえば、保安区域に工具を持ち込む場合、全ての工具を持込申請書に記入し、持込時と持出時の工具が一致するか保安検査員のチェックを受け、工具の置き忘れが絶対に無いようにしなければなりません。もし、その工具を置き忘れたりすると、いったんお客様全員に搭乗控室から出て頂き、確認することになってしまうからです。時には、管制塔と連絡をとって対応することもあります。再委託業者の保安区域内での作業には全て当社の立ち会いが必要です。空港の防災と安全確保については、すべての関係者が一体となり、常に万全を期しています」。

また、北九州空港における取り組みは、通常の管理業務にとどまりません。オーナー様と一心同体となり、空港ターミナルビルのコスト削減や、ブランドづくりにも貢献しています。

「開港以来、ずっと省エネ対策を行っています。試行錯誤を重ね、既存の設備の運転調整等を通じて、地道な活動を続けてきました。その成果として、昨年のトータル電力使用量が開港年と比べおよそ1/3の削減となり、省エネルギー管理優良表彰の対象になっています。実質的なコスト削減だけでなく、環境との共生をコンセプトとする北九州空港のブランド価値向上や、PR効果も期待でき、オーナー様からも評価していただいています」。

10年近いパートナーシップの成果で、管理としてはかなり深く入りこんだ形で、オーナー様から“一心同体で、ビル会社と思ってやってください”という言葉をいただいています。海上空港ですから、台風などの災害時の安全確保など、その対応方法や判断まで東急コミュニティーに任せていただくことが、プライドになり、モチベーションにもなっています。

今後は、当社が他の施設運営で行っている取り組みも積極的に提案し、東急グループの力も活かしながら、より魅力のある空港づくりに貢献していきたいと考えています。

多様な施設管理について