出そう。管理の枠を超えた答えを。

建物・設備の管理はもちろん、賃貸運営や集客向上・収益拡大といった「プロパティマネジメント」まで、従来の管理会社の枠を超えた	「ビルマネジメント」という答えを提案し続ける東急コミュニティーの事例をご紹介します。

参議院議員会館

政治を支え、国民の声も届きやすい場所へ。 PFI事業 参議院議員会館 施設運営部 運営チーム 徳増 政和

参議院議員会館の機能は、日本でひとつしかありません。そして、安全面や機能面、運営面などにおいて、他と比べるのは難しい管理を、極めて高い水準で求められています。

東急コミュニティーは、ハード、ソフト両面の豊富な実績を活かし、議員や秘書の方々が働きやすく、訪れる方にとって安心で安全な環境を実現しています。

ハードもソフトも管理できるからこそ、
フレキシブルな対応が可能に

「参議院議員会館には242室の議員事務室があります。私たちの役割は、建物や設備の管理はもちろん、議員や秘書の方々が働きやすいよう、様々な要望に対応するコンシェルジュのようなものです。また同時に、陳情に訪れる方など来館者も、スムーズに利用できなければなりません。当然ですが、国会の動向によっても対応が大きく変わります。国会が開いている時は議員会館も確実に開いておくというルールがあり、議員車両の呼び出しに対応したり、受付には必ず人を配置しておかなければならないので、会期の延長や深夜に及ぶ際などのシフトや、陳情する方が集中する時期などは特にフレキシブルな対応が必要とされています」。

(施設運営部 徳増 政和/以下同様)

こうした運営を可能にしているのは、豊富なハード管理実績に加えて、施設運営、受付、会議室、福利厚生施設などソフト面の知見があるから。ハードとソフトをまとめてお任せいただけているからこその東急コミュニティーの強みです。

さらに、スムーズな運営にとどまらず、いらっしゃるすべての方に、安心して、快適にお使いいただく配慮も大切にしています。

「全国から多くの方が来館されるので、お体の不自由な方もいらっしゃいます。けれども、着任当時は余裕がなく、お声がけなどの一歩が踏み出せなかった。そこで今年、サービス介助士という資格を取得しました。講座では、目や耳が不自由な状況を体験したり、車椅子の持ち上げ方や介助の方法、介助を必要とされる方へのコミュニケーションの取り方まで教えていただきました。そして資格をとる過程で、いろいろな人にとって使いやすい、優しい施設でありたいと強く思うようになりました。これをきっかけに、チームのなかでも意識が変化。全員が、このようなマインドを持って仕事をすることが、訪れる方への最大のホスピタリティになると思っています」。

社会の公器を守り、
社会につながる価値を生み出す

東急コミュニティーは、ハード面はもちろん、全体の運営も担っているため、食堂やコンビニエンスストア、コーヒーショップなどのテナントと連携。国会が深夜に及ぶ時などには、休憩時に食事がとれるよう、営業時間の延長や食材の仕入れを事前に相談するなど、会館全体で最適な運営を実現しています。

さらに、事業者の連携により、通常の管理を超えた提案も行っています。

「PFI事業として利益を出すことは大前提ですが、社会の公器をお預かりする以上、施設としての影響力も意識しています。このような面から生まれたのが、2015年2月に会館の議員食堂で行った東日本大震災被災地復興支援イベント。議員会館という場所で、行政や県と連携し復興支援への関心を高める取り組みは、東急コミュニティー単体でやるよりも、はるかに強い発信力があります。東北の食材を使って魅力的なメニューを提供することで、復興の重要性を社会に伝えていこうと、現地の漁港まで行って食材を直接調達。多くの方にご来場いただき、議員の方を通じての発信も含め、結果として大成功をおさめました。また、この取り組みは、当社が山梨県で運営を受託しているPFI事業の施設「山梨県防災新館」や、同じくPFI事業の「衆議院赤坂議員宿舎」でも同時開催するなど、施設を超えた展開を図ることもできました」。

管理の枠を超え、オーナー様のより高い満足と社会への付加価値を創造する。復興支援イベントは、このような私たちの姿勢をご理解いただける良い機会になったと思っています。これからも、管理を通じて、社会につながる価値の創造を目指します。

PFI事業について