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「マンションストック長寿命化等モデル事業」成果報告会にて、東急コミュニティーの取り組みを発表し、知見の共有へ
近年、マンションの高経年化が大きな社会課題となっています。国土交通省では、こうした課題に対応するため「マンションストック長寿命化等モデル事業(※1)」をスタートし、全国各地のマンション再生や長寿命化をサポートしています。 マンション五反田管理組合と当社は、2024年度に「管理不全に陥る懸念のある複合用途大規模マンションの再生方針整理および将来ビジョンの策定」として本取り組みに応募しました。その結果、国土交通省から「先導的再生モデル・計画支援型(※2)」に採択されています。さらに、この事例は“他事例への波及効果の高い先進的事例”として選ばれ、2025年10月には国土交通省主催のモデル事業成果報告会にて、当社は取り組み内容を発表しました。 ※1 「マンションストック長寿命化等モデル事業」とは、今後急増する高経年マンションについて、適正な維持管理及び長寿命化に資する改修や建替えを促進するため、先導性の高いマンション再生プロジェクトに対し、国土交通省が行っている支援事業のことを言います。 ※2 「先導的再生モデル・計画支援型」とは、先導性の高い長寿命化等の改修や建替えに向けた事業を実現するために必要となる調査・検討等の準備段階の取り組みを対象としたものになります。
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自社研修施設「NOTIA」視察を実施、ハンガリーパビリオンの施設管理が育む共創
東急コミュニティーは、2025年4月より大阪で開催されている「2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)」に出展中のハンガリーパビリオンの管理業務を担っています。ここでは、当社とTFHD digital株式会社が共同開発した最新のIoT(※1)センサー技術とデジタルツイン(※2)プラットフォームを組み合わせた「IoT設備異常遠隔監視システム」を導入しています。 このシステムは、既存の設備監視装置が設置されていない場所や異常検知機能が備わっていない箇所にも、簡単に後付けすることが可能です。さらに、仮設建物で解体撤去が予定されている場合でも、本格的な設備監視装置を導入せずに済むため、経済的でコストパフォーマンスに優れています。また、システム構築から設置までのスピードも強みであり、ハンガリーパビリオンへの導入は約10日間で完了いたしました。 ※1:IoTとは、Internet of Things(インターネット・オブ・シングス)の略で、さまざまなモノをインターネットに接続する技術です。 ※2:デジタルツインとは、現実世界の建物や施設、都市空間などを双子のようにデジタル空間に再現する技術です。
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