■AI・IoT活用による現場安全と管理の高度化
当社は、マンション大規模修繕工事の現場において、AIやIoTを活用した先進技術の導入を積極的に推進し、安全性と生産性の向上に取り組んでいます。これらの技術により、現場の作業状況をデータとして可視化し、迅速かつ的確な安全管理を目指しています。
2026年4月には、「不安全行動検出AIシステム」に関する勉強会を開催し、危険行動の自動検知やリスクの可視化といった機能について理解を深めました。参加者は実際の事例を通じて、従来見逃されがちであったリスクを的確に把握し可視化する重要性を再認識し、実際の現場運用に向けた意識向上にもつながる機会となりました。
■現場実証と連携強化による安全意識の向上
勉強会とあわせて、実際の大規模修繕工事の現場において、統括安全衛生委員長インスペクションにおいて協力会社や技術パートナーと連携しながら安全講習を実施しました。
現場では、足場作業時の警戒管理を支援する「ハーネスアラート」の実演を行い、高所作業における墜落防止対策や適切な装着確認の重要性について具体的に共有しました。また、実際の作業環境を想定した検証を通じて、安全対策の有効性や運用上の課題についても意見交換を行いました。これにより、これまで見過ごされがちであった危険要因の可視化が進み、事故防止に大きく寄与する取り組みであることを改めて確認しました。
■パートナー連携による新たな価値創出
当社は、協力会社や技術パートナーとの連携を通じて、それぞれの強みや知見を活かしながら新たな価値の創出に取り組んでいます。多様な分野の技術やノウハウを融合することで、より実効性の高い安全対策や効率的な現場運営の実現を目指すとともに、今後はクラウドを活用したデータ共有の高度化や遠隔管理サービスの導入に向けた検討をさらに進めていきます。加えて、実際の現場における検証を重ねることで、運用面の課題や改善点を洗い出し、実効性のある仕組みへとつなげていきます。これらの取り組みにより、現場と管理部門が一体となって安全を確保する、持続可能で次世代型の安全管理体制の構築を目指してまいります。
当社は、AIやデジタル技術を活用した安全対策をさらに深化させるとともに、地域社会やパートナー企業との連携を強化し、持続可能で安心・安全な社会の実現に貢献してまいります。