■九州におけるスポーツを支援する企業、団体が集結
2025年11月5・6日、スポーツの力で、地域とビジネスをつなぐことをテーマに、公益財団法人福岡県スポーツ推進基金の主催の「スポーツコネクト福岡」が開催されました。本イベントには、企業(スポーツクラブチーム含む)が抱える課題解決や新たなビジネスの創出を目指し、“スポーツ”を通じた支援に賛同する企業・団体など、スポーツに関わる人々が集結しました。
■東急コミュニティーとスポーツとのつながり
当社は、北海道ボールパークFビレッジやIGアリーナ、等々力緑地など、全国各地のスポーツ関連施設における総合管理・運営を通じてスポーツの発展を支えています。九州エリアにおいても、人・施設・企業の連携が注目されており、当社は今回、初めて“スポーツ”をテーマとする本イベントに参画しました。会場では、スポーツ施設運営の事例紹介に加え、当社の豊富な知見を活かした共創の提案も行いました。
■トップチーム・スポーツ関連企業とコミュニケーションを深める
「スポーツコネクト福岡」は、企業展示、テーマセッション、ネットワーキングで構成されており、スポーツに関する様々な課題の共有や解決策の提示が行われました。初日(Day1)は、「トップスポーツチームの支援」に焦点が当てられ、会場内のセンターステージでは、運営や地域連携の実践について議論が交わされました。当社ブースでは施設運営、データ活用、安全管理、サステナビリティの取り組みを紹介するとともに、アリーナやスタジアムを通じた地域価値向上に繋がる事例も紹介しました。(初日館内来場者数は約200名)
■学生スポーツ選手へのアプローチと当社事業の紹介
学生スポーツに取り組む選手(学生アスリート)は、大学進学や就職のタイミングで競技生活に一区切りをつけることがありますが、その進路には多様な可能性と未来が広がっています。2日目(Day2)は、スポーツに関わる仕事が多岐にわたることを学生アスリートの皆さんに伝えし、その一例として、スポーツ施設の管理・運営など、スポーツを“縁の下”から支える仕事の魅力や当社ならではの視点を紹介しました。
また、学生アスリートのセカンドキャリアとして、スポーツ関連の仕事を目指す方々へ、未来の選択肢を少しでも広げていただけるよう、情報提供を行いました。(2日目館内来場者数は約100名)
■スポーツを軸とした地域貢献へ
福岡県内のスポーツ関連企業やチーム支援企業とのコミュニケーションを通じて、施設改善の協業、イベント共創、地域回遊性の向上など、スポーツを起点とした新たな地域連携の可能性を広げることができました。あわせて、学生アスリートへのキャリア支援として、スポーツ施設の管理・運営というキャリアの紹介、競技経験を生かせる具体的な職務の提示、さらには視野を広げるための情報提供や相談の場の設置も行いました。
スポーツは人と地域をつなぐ強い媒介です。当社は今回のイベントで得た人・施設・企業とのつながりを事業に生かし、施設運営で培った知見をもとに、スポーツ振興と地域活性化に貢献するべく、福岡・九州から新たな価値の創出を加速できるよう、「施設改善やイベント共創を通じた地域連携」「学生アスリートへのキャリア支援」「スポーツ振興」「地域活性化」といった取り組みを、今後も積極的に取り組んでまいります。